私は今まで札幌の精神科病院で心理職としてカウンセリングや心理検査などを行ってまいりました。
その仕事を通して、お薬だけの力だけでは解決できないような心の傷を抱えた方々が、対話によってご自身の悩みを整理し、これまでとは違う見方を取り入れ改善していく様子を目にしてまいりました。
病院臨床に携わる中で知ったのは、旭川は北海道第二の都市でありながら専門職(臨床心理士・公認心理師)によるカウンセリングの場が非常に少ないということです。
そこで、旭川市、および近郊の方々にご利用いただきたいという思いから、旭川オフィスを立ち上げました。
相談者の方とお話をしながら、CBT(認知行動療法)、スキーマ療法、精神分析的アプローチといった心理療法を組み合わせて行います。
例えば、漠然とした不安が抜けなかったり、考えや行動が強迫的になってしまうという方の場合は、認知行動療法による対策を行いながら、心の奥底に潜む苦しい問題にはスキーマ療法で内省を深め、囚われから脱し、物事を違った角度で見ることができるようにする、といったことを実践してまいります。
また、発達障害かもしれない、といった不安をお持ちの方には、周囲の環境に適応できるような具体的な対策を一緒に考えながら、悩みの解消に向けて取り組んでまいります。
ご本人やご家族が依存を抱えているといった難しい問題の場合には、CRA(薬物・アルコール依存へのコミュニティ強化アプローチ)、CRAFT(コミュニティ強化法と家族トレーニング)といった心理療法を用いることもあります。難しいものではなく、その都度一緒にお話しをしながら進めてまいりますのでご安心ください。
・現在、心療内科、メンタルクリニック、精神科に通院されている方は主治医にカウンセリングまたは心理検査を受けることをお伝えいただき、許可を得てください。心理検査の結果はご本人が了承された場合、主治医に情報を提供することができます:別途書面作成料金がかかります)
・心理検査の結果においては、診断名とはなりませんのでご注意ください。